着物の帯の「前結び」とは?メリット・デメリットをくわしく解説! – 前結びのNPO法人京都きもの塾 和み着つけ教室 | きもののほそみ【公式】

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2024/03/20

着物の帯の「前結び」とは?メリット・デメリットをくわしく解説!

 

 

これから着付けを習いはじめる方で「帯の前結び」が気になっている方もいるかと思います。昔ながらの後ろ結びとくらべて簡単かつきれいに帯を結べる前結びですが、特徴やメリット・デメリットなどわからないことも多いことでしょう。

 

今回は帯の前結びについて、はじめての方にもわかりやすく解説します!

 

  • 【着物の帯】着付けの「前結び」とは?
  • 着物の帯|「前結び」のメリット
  • 着物の帯|「前結び」のデメリット

 

 

着付け教室を選ぶときに
「前結び」と「後ろ結び」でお悩みの方は、
ぜひこの記事を参考にしてみてください。

 

 

【着物の帯】着付けの「前結び」とは?

 

着物の帯の「前結び」とは、文字通り「帯を前で結ぶ着付けの方法」です。

 

昔ながらの着物の着付けでは、体の後ろに手をまわしてお太鼓を作る「後ろ結び」が基本です。ただし、帯を体の後ろできれいに結ぶのは慣れが必要なうえに、五十肩などで腕がうしろにまわらない方にとっては難易度が高いといえます。

 

その点「前結び」は一般的な後ろ結びとちがい、体の前で帯を結び、お太鼓の形を整えてから体の後ろへまわします。自分の目で確認しながらお太鼓の形を作れるので、本来であれば難しい帯結びも簡単にできるのがポイントです。

練習すればだれでもきれいに、かつ着崩れしにくい着付けができるため、着付け初心者の方にもおすすめの着付け方法です。

 

前結びのくわしいメリット・デメリットについては、次の項目で解説します。

 

 

着物の帯|「前結び」のメリット

 

帯の着付けを「前結び」で行うメリットは以下の通りです。

 

【前結びのメリット】

メリット①誰でも簡単に帯結びができる
メリット②帯の形がきれいに仕上がる
メリット③着崩れしにくい
メリット④五十肩でも自分で帯を結べる

 

 

メリット①誰でも簡単に帯結びができる

 

前結びの一番のメリットは、だれでも簡単に帯結びができるところです。

 

難しく感じやすい後ろ結びにくらべて、前結びは着付けにはじめて挑戦する方にわかりやすいようマニュアル化されています。だれでも簡単に、早く帯結びを覚えられるのが特徴です。

 

前結びの習得までは、着付け教室に8~9回ほど通うのが目安。10回未満の着付けレッスンでほとんどの方が自分で着物を着られるようになります。

 

メリット②帯の形がきれいに仕上がる

 

前結びのメリットとして、帯の形がきれいに仕上がるのもポイントです。

 

前結びは、体の前で帯の形や柄を確認しながら帯を結べます。自分の目で見ながらお太鼓の形を調整できるので、体の後ろで帯を結ぶ後ろ結びにくらべてお太鼓が格段にきれいに仕上がります。

 

その日のコンディションによって帯の仕上がりが変わることがないため、常にきれいな形の帯結びで着物でのお出かけを楽しむことができますよ。

 

メリット③着崩れしにくい

 

前結びで結んだ帯は着崩れがしにくいのもメリットのひとつです。

 

前結びは自分の体の前で確認しながら帯を結べるので、着崩れしないためのポイントをおさえながら落ち着いて帯を作ることができます。「帯を後ろにまわすときに帯の形が崩れない?」と心配する方もいますが、専用の前板を使用するのできれいな形をキープしたままお太鼓を後ろにまわすことが可能です。

 

専用の道具を使うことで、長時間着ていても楽で着崩れのない着付けが叶います。

 

メリット④五十肩でも自分で帯を結べる

 

前結びの魅力は、五十肩などで腕が後ろにまわらない方でも自分で帯を結べる点もポイントです。

 

肩や腕が上がりにくくなる「五十肩」は、40~50代の方に多くみられます。今までは後ろ結びで着付けができていた方も、五十肩発症により後ろ結びが難しくなるケースも。

 

体の前で帯を結ぶ前結びなら、腕や肩が上がりにくい方も楽に帯を結ぶことができます。後ろ結びができる方で、五十肩をきっかけに前結びを習いはじめる生徒さんも多くいらっしゃいます。

 

 

着物の帯|「前結び」のデメリット

 

 

前結びが気になっている方で、前結びのデメリットを知りたい方もいると思います。前結びのデメリットをについて以下にまとめました。

 

 

【前結びのデメリット】

デメリット①専用の道具が必要
デメリット②教室の数が少ない

 

デメリット①専用の道具が必要

 

前結びのデメリットとして、専用の道具が必要なことがあげられます。

 

前結びの着付けには、前結び用の帯板やクリップ、テープなど専用の道具が必要です。特別な帯板を使用することで、前で作ったお太鼓をきれいな形のまま背中にまわすことができます。

 

着物の着付けも前結び専用の道具を使用するため、着付け教室に通いはじめる前に道具一式を揃える必要があります。前結びに必要な道具一式は、20,000円ほどで購入できます。

 

>>まずは無料体験レッスンで前結びを試す

 

 

デメリット②教室の数が少ない

 

前結びは、後ろ結びの教室にくらべて習える教室の数が少ない点もデメリットといえます。

 

昔ながらの後ろ結びとくらべると、前結びの着付け教室はまだ数が少なめです。近年では前結びの着付け教室も増えてきてはいますが、通いやすいところで前結びの教室が見つかるかは場所やタイミングによります。

 

和み着付け教室では、京都、兵庫、福井の北近畿エリアで前結びの着付け教室を開講しています。無料体験レッスンで前結びの着付けを実際に試すことができるので、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

 

>>丹波市・舞鶴市・朝来市・若狭高浜|北近畿エリアの前結び着付け教室

 

 

簡単・きれいに帯を結ぶなら「前結び」がおすすめ!

 

今回は「帯の前結び」について、特徴やメリット・デメリットについて解説しました。前結びを習うには専用の道具が必要ですが、習得すれば早く・簡単に・きれいに帯を結べるおすすめの着付け方法です。

 

和み着付け教室では、丹波市・舞鶴市・朝来市・若狭高浜の北近畿エリアで前結びの教室を開講しています。1クラス定員3~5名の少人数制なので、丁寧な指導でどなたでも前結びの習得が可能。まずは一度無料の体験レッスンにお越しください。実際に前結びの手軽さを体感していただければ、難しく感じがちな着付けがぐっと身近に感じられるはずですよ。

 

 

 

 

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