着物の衣替えは? – 前結びのNPO法人京都きもの塾 和み着つけ教室 | きもののほそみ【公式】

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2021/11/20

着物の衣替えは?

皆さんこんにちは、和み着付け教室の講師 岡本です。
朝夕がしっかり冷え込むようになり、日中との寒暖の差が大きくなってきていますが皆さんはお変わりなくお過ごしでしょうか?

このくらいの気温になってくると着物を着るのも暑くなくて最適な季節になってきましたね。

今回は、着物の衣替えについてお話したいと思います。

着物の衣替えの基本は、10月から5月は袷。
6月・9月は単。
7月・8月は薄物(夏物)。
になります。

左の写真のように袷の着物は着物の裏地が着物全体に有り、裾周りに八掛という色の生地が縫い付けてあります。
袖口も裾周りの八掛と同じ色の生地が縫い付けてあります。

単の着物は着物の裏地がないものです。

薄物(夏物)の着物は透け感のある裏地のない着物になります。

ざっくりとした説明ですが、またの機会に袷や単、薄物(夏物)のお話をしたいと思います。

また、長襦袢にも袷、袖無双、単、夏物があり、衣替えがあります。
長襦袢に関して詳しくはまたの機会に・・・

衣替えの基本は先に書いた通りではありますが、最近は地球温暖化の影響もあり、気温が昔と比べて上昇していますよね。
4月や10月でも初夏のような気温の時もありますよね。

そんなとき洋服だとどうでしょう?
私の場合は暑い場合は気温に応じて服装を替えています。
皆さんも同じ感じでご自身の体感で洋服を選ばれておられるのではないでしょうか?

衣替えでしっかり期間を合わせて着るのは、お茶席や改まったお席の場合ですが、迷った場合は主催者の方に聞かれることをおすすめします。

お友達との食事会や観劇、美術館巡りなどちょっとしたお出かけでしたら体感で着るものを決めていただいたら良いと思います。

ただ、真夏や単の時期に袷を着るのはNGです‼
さすがに暑い時期に袷を着る方はおられないと思いますが・・・

着物は季節的に袷なのでそこは袷のままで長襦袢を単の長襦袢や夏の長襦袢を着て調節する方法もあります。
その場合は、必ず半衿を袷用のものを縫い付けてくださいね。

夏物の長襦袢の場合は夏の半衿が付いている場合がありますので、着る前には必ず長襦袢の半衿を確認してください。

「体感で着る着物や長襦袢を決めてください。」と言っていますが、袷の期間に暑いからと言って透け感の強い夏用の着物を着るのはどうなのかな?と思われた方もあるかと思いますが・・・

その時は、透け感をあまり感じさせないようにすれば良いです。

例えば・・・

濃い色の透け感のある着物を着るのに長襦袢が白っぽい色目のものを着ているとどうでしょう。
透け感があるので白っぽい色がチラチラと隙間から覗くので夏っぽくなりますよね。

そういう時は、長襦袢も濃い色を着れば透け感が抑えられます。
ただし濃い色をお持ちの場合はそんな対応も可能ですけど・・・

濃い色の長襦袢をお持ちでない場合は、夏用の長襦袢の半衿を袷用の半衿に付替え、透け感のない単衣の着物もしくは胴抜き仕立て(人形仕立て)の着物で対応されることをお勧めします。

夏用の長襦袢持ってないと思われる方も和ダンスの中に喪服用として、袷、単、夏用の五つ紋の黒の着物がありましたら、たぶん夏用の長襦袢もあるはずですので探してみてください。

和ダンスを開けて探していると引き出しを開けますよね?
そうすることで和ダンスの中に新しい空気が入り、全く開けないよりはカビの発生を抑えられる効果も期待されます。

本来は着物に袖を通して頂くことが一番良いことではあるのですが・・・

せっかくの着物を台無しにするよりは少し手間でも天気の良い乾燥している今の季節などに和ダンスを開けて空気の入れ替えをしてください。

出来ればたとう紙も点検していただき、茶色いシミのようなものがあればたとう紙も入れ替えてください。
着物にシミなどがうつらないように、きれいな状態で着物や帯を包んでおられる方が安心です。

着物を見ることで袖を通してみたくなったら、無料体験やワンコインをご利用ください。

また、新しく始まったプライベートレッスンをご利用ください。
プライベートレッスンは、今のところ毎週木曜日、午前9時から午後8時までの間の2時間のレッスンです。
マンツーマンや、お友達とお2人など少人数でさせて頂きます。

コースのお稽古の場合、知らない人と一緒にするのはちょっと恥ずかしいと思われるシャイな方にピッタリです。
詳しくはこちらにお問合せください。

お申し込みは和み着付け教室のホームページからでもお電話、店頭からでも受け付けております。

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着物を自分で着れるようになりたい方!のお手伝いをさせて頂いております。

みなさまのご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております

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