秋らしさを感じさせる帯〆と帯揚の選び方 – 兵庫丹波・京都舞鶴で前結びのことなら和み着つけ教室【公式】きもののほそみ

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2025/10/09

秋らしさを感じさせる帯〆と帯揚の選び方

朝晩に涼しさが漂い、秋の訪れを感じる季節。

きもの姿も夏の涼やかさから、少しずつ落ち着いた秋の装いへと移り変わります。

季節感を添えるポイントとなるのが、帯揚と帯〆です。

 

 

1、色で季節を表現する

秋といえば、紅葉や実りの季節。

帯揚・帯〆も、自然を思わせる色を取り入れると季節感が高まります。

•深みのあるえんじ色

•こっくりとしたからし色

•落ち着いた抹茶色やオリーブ色

明るさを抑えた、温かみのある色合いを選ぶと、秋らしいしっとりとした雰囲気に

 

 

 

2、素材感で秋を演出

 

夏は絽や麻など透け感のある素材でしたが、秋は少し厚みのある帯揚へシフト。

縮緬(ちりめん)の帯揚は柔らかな質感で、秋風を思わせる落ち着きを演出してくれます。

帯〆は、やや太めで落ち着きのあるものを選ぶと、装いに深みが加わります。

しっかりとした組みの帯〆なら、季節の重みを程よく取り入れることができます。

 

3、ワンポイントで華やかさを

秋は落ち着いたトーンが増える分、暗くなりすぎない工夫も必要。

帯揚に少し明るめの差し色を取り入れたり、帯〆にグラデーションや二色使いを選んだりすると、ぐっと華やぎます。

 

 

 

 

4、大人の女性に似合う秋の装い

大人の女性のきもの姿は、上品で落ち着きがありながらも、季節感を品よく取り入れるのが魅力。

帯揚・帯〆でほんの少しの変化を楽しむことで、積み重ねてきた時間の美しさをより引き立てることができます。

華やかな印象を出したいなら、帯揚に明るめの色を差したり、帯〆にグラデーションや二色使いを取り入れたりするのもおすすめ。

秋のきもの姿にほどよい彩りを添え、いっそう輝かせてくれるでしょう。

 

まとめ

秋風を感じるきもの姿には、色・素材・ほんの少しの華やかさ がポイント。

帯揚・帯〆は小物ですが、その選び方ひとつで印象が大きく変わります。

季節を感じながら、自分らしい秋の装いを楽しんでください。