わたしと着物 – 前結びのNPO法人京都きもの塾 和み着つけ教室 | きもののほそみ【公式】

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なごみ着つけ教室ブログkitsuke blog
2022/04/18

わたしと着物

 

今回初めて書かせていただきます、ゆめタウン店の山本孝子と申します。

 

 

私と着物の最初の縁は、私の母が毎日着物に白のエプロン姿でした。

どんな時でも、そうですね。

学校行事はもちろん、家族でどこか出かける時もいつも着物姿でした。

ずいぶん昔のことですがそんな姿が今でも鮮明に浮かんできます。

そんな環境の中で育った私は、着物を好きになるのに

そう時間はかかりませんでした。

 

しかし、着物を着るにはいろいろな小物などを揃えなければならないし、

着るのも一苦労で着たあとも片付けが大変だしと、色々問題があります。

更に、綺麗に着たくても着られない…となるとどうしても

着ていくことが億劫になってしまいますよね。

そんな時に私が出会ったのが前結びでした。

前でお太鼓を作った後に、後ろへ回し、更には着物も紐を使わず

ゴムで着付けをする。今まで沢山の小物を揃えて紐で着付けをしていた

私はそれを見た瞬間ものすごく感動しました。

本当に手品を見ているかの様な実演でした。

「これなら難しくないし、綺麗に着物を着ることが出来る。それでいて楽だ。」

と感じました。

それから、4日間の短期集中で九州まで勉強に行かせて頂き

前結びを無事に取得することが出来ました。

 

今では「きもののほそみ」で沢山の方が前結びの教室にお稽古へ来られています。

前結びのおかげで、お稽古に来られた方は着物が楽に着られるようになり

お出かけ会にも沢山の方がご参加されておられます。

自分で着物が着られるようになると、楽しさも2倍にも3倍にもなります。

タンスの中でおとなしく眠っている着物も引き出しを開けてもらい

お出かけしていただくととても喜びますよ。

是非、「きもののほそみ」でのお出かけ会やランチ会等で参加して頂き

人生を楽しんで下さいね。

お出かけ会についてはこちら

 

何年か前に着付け教室に参加して頂いた方のお話ですが

子供さんの入学式に自分で着て行きたいとのことで

「きもののほそみ」での前結びの教室に入会されました。

伊達締め・・・コーリンベルト?と小物類の事もよく分からない様子で

まずは小物の名前を覚えて頂くところから始まりました。

一つ一つ覚えて、更には着物の名称も覚えて…。

熱心に、でも楽しみながらのお稽古へ参加していただきました。

一回二時間で十二回のお稽古を終えられた頃には、何も知らないところから

スタートしたとは思えないぐらいご自身で綺麗に着物を着られるようになり

私もすごくびっくりしました。

ご自身で入学式に着て行くと決めてお稽古をされたことが、

やり遂げる力になったのかと思います。

また、楽しんでご参加されていたのも良かったのかも知れませんね。

一人でも多くの方が

着せてもらうよりも、自分で着られる喜びを味わってほしいです。

 

受講者の方からのお声はこちらから

 

ほそみのお店には、今までのお出かけ会や、お食事会、きものパーティと多くの方の

お写真を貼っております。ご来店されたお客様皆様が

「着物を着てのお出かけは良いですね〜」と言いながらお写真を良く見ておられます。

日本の民族衣装である着物は最高ですよね。人の心も和ませてくれるし

着る人の喜びも作ってくれるし、本当にすごいです。

 

 

私の娘が2歳のころ、村での行事があった時にまだベビーカーに乗っていましたが

赤い着物を着せてやりました。するとそれを見た役員さんが行事の記念写真の時に

娘を中央にして撮影してくださいました。良い記念になった事を今でも覚えております。

大人だけでなく、1歳、2歳の小さなお子様が浴衣や着物を着ると洋服の時とは

また違った笑顔を見せてくれるので、小さな子どもでも嬉しいのでしょうね。

そんな可愛らしい笑顔を見ていると大人もつられて楽しく笑顔になります。

 

着物についてのエピソードをもう一つ…。

もう20年ほど前の事なのですが、

京都の祇園祭で鉾の巡行を四条通りで見た時の事です。

真夏の暑い最中、先頭の長刀鉾には稚児さんが乗られるのですが

その稚児さんのお母様やお祖母様が鉾に付いて歩かれていました。

その姿があまりにも素敵で見とれてしまいました。

着物の色もさることながら涼やかに着こなしをされ、

見ているだけの私達でさえ暑くて大変だったのに、暑そうなお顔もせず

素敵な笑顔で歩かれている姿から私は目が離せませんでした。

京都の女将さんという、それはそれは美しい姿でした。

 

京都市内へ行くと、素敵に着物を着こなされている方とすれ違うことがあります。

着姿が素敵で思わず振り向いて見直してしまいます。着物の魅力にはすごいものがありますね。

「きもののほそみ」の着付け教室には、生徒さんからはじめて資格を取得して

先生(講師)になられた4名の方と、10名の生徒さんがお稽古をしておられます。

「着物は何とか着られるけど、帯を後ろで結ぶのが難しくて〜…」と思われて

前結びを始められた方がほとんどでした。実際に前結びを体験されると

「前でお太鼓の形を綺麗に整えることができるので、後ろに回しても綺麗なままで安心。」

と皆様が言われます。お教室では、楽しくご参加いただける

お稽古はもちろんのことですが

他の生徒さんたちとのふれあいもあり、色々なお話も出来ます。

知らなかった事、知っている事をお互いに伝え合うと、

共通のお友達がどんどん増えていきます。

お教室は、色々な面で発見や気づきをさせてくれる素敵な場所だと私は思います。

 

よくお客様から、今は着ていく機会が少ないから〜…と言われます。

しかし、この先日本がある限り着物文化が無くなることは無いと思います。

この世に生を受け、お宮参りの祝い着(のしめ)から始まり

七五三、十歳の祝い、成人式…。さらには人生の節目で様々な行事があり

そのたびに着物を着て頂く機会は沢山ございます。

 

 

私達は自分で着る喜びを味わって頂きたいという強い思いで皆様に

着物文化を伝えていくお仕事をさせていただいております。

少しでもご興味がある方は、まずは無料体験会へご参加くださいませ。

 

 

 

はじめてで慣れないブログでしたが

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

きもののほそみでは、

丹波市・朝来市・舞鶴市にて前結びの着付け教室を

開催しております。

 

詳しくは、各会場にてお問い合わせくださいませ。

丹波ゆめタウン店会場・朝来市玉置公民館会場

TEL:0795−82−7000 (営業時間10:00~20:00)

 

舞鶴会場

TEL:0773-78-3405(営業時間10:00~19:00)火・水・木定休日

 

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