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2022/09/05

きものの半衿の種類・季節などについて

みなさま、こんにちは。

ゆめタウン店の山本です。

 

暑かった夏も終わり早くも九月に入りましたがみなさま

お元気でお過ごしでしょうか?

今年は花火の上がった地区もあり、浴衣姿も見ることができ

昨年と違って夏らしい夏になりました。

ゆかた姿を見るとなんとなく涼しさを感じられますよね。

 

まだまだ残暑が残り蝉の声も聞こえる日がありますが

秋の虫の声が聞こえかけてきております。

 

 

日本には季節に応じて着物に変化があって

 

十月〜四月・・・袷のきもの

五月・六月・九月・・・単衣のきもの

七月八月・・・単衣の薄物(夏物)

 

と色々楽しめます。

 

今は温暖化もあって1月ぐらいまで単衣を着ることもあります。

中に着る長襦袢などの組み合わせで快適に過ごせるようにしていただけますよ。

 

 

今日は半衿のことについて少しお話お伝えしたいと思います。

 

長襦袢に付いている半衿はなぜ付けるのか、みなさんは知っていますか。

 

 

半衿はお化粧で、きものの衿が汚れるのを防ぐために付けるもので

こちらは着物を着るたびに付け替えるのが理想です。

(実際に毎回付け替えるのは手間なので難しいですが・・・)

 

通常は白の半衿を付けますが、きもののコーディネートや顔映りとのバランスを

考えながら様々な半衿を合わせるのも、きものを楽しむ一つのポイントです。

 

半衿には、刺繍衿、小紋柄の衿、一色使いの半衿、レース地・ビーズの半衿など
様々なものがあります。

 

フォーマルのきものの時には、基本の「白色」が望ましいです。

白の半衿で華やかさが足りない場合などは重ね衿などを入れて頂くと

良いと思います。重ね衿は長襦袢ときものの間に入れるもので

きものを何枚か重ねて着ているかのように見せてくれるために使います。

刺繍などの半衿とは違い、色が一色追加されるのでまた違った華やかさが

ありますよ。きものや帯に使われている色を選ぶと色合わせしやすいと思います。

 

振袖には華やかな色使いの半衿を合わせると可愛らしい印象になります。

 

 

小紋や紬などのきものの時には柄のある半衿を付けることによって

雰囲気を変えることが出来ます。その時の気分で変えても楽しいと思いますよ。

半衿

また、一言に半衿といっても色付き、柄入りなど以外に

素材によって使用できるものが変わります。

 

半衿の素材に多く使用されているのは「正絹」です。肌触りがよく柔らかさと

高級感がある素材ですが、長く使用すると黄変してきます。今ではポリエステルなどの

化学繊維のものもあり、お手入れがしやすく着物を普段から着られる方にはオススメの

素材となっております。それ以外にも、絽や塩瀬、麻などの素材もあります。

 

こちらの素材は、6月から9月下旬頃まで着用する「夏の半衿」です。

夏物のきものや単衣のきものに合わせるといいでしょう。

隙間のあり織り方が特徴的で、涼しさを感じさせる素材が夏を連想させます。

 

 

麻絽

7月から8月の盛夏に着るきものに合わせます。きものと半衿の素材を

合わせるときものコーディネートの上級者です。夏紬などにもオススメです。

 

塩瀬

こちらの素材は袷のきものを着用する時期に用いる代表的な素材です。

10月頃から5月頃までが望ましいとされます。

留袖などの正装から小紋や木綿などのきものにも幅広く合わせられます。

 

縮緬(ちりめん)

こちらは素材にボリューム感があり、細かいシボがあるのが特徴的です。

寒い時期などに合う半衿です。紬などのきものに合わせてもいいでしょう。

 

 

このように半衿だけでも素材が様々ありますし、柄や色などを合わせていくと

たくさんのコーディネートが広がります。いつものきものを、小物を変えることによって

また違った雰囲気にすることが出来るので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

半衿だけでなく、きものに合わせて帯揚げや帯締め、帯留めなどを合わせていくことで

無限にコーディネートが広がりますよ。

コーディネートなどのご相談はいつでもお受けしておりますのでお気軽にご相談くださいませ。

 

 

こちらの記事も読まれています。 
▶夏きものの魅力
▶着物初心者の方にも分かる着物の仕立て方の種類

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