きものの魅力・日本の伝統文化
みなさまこんにちは
きもののほそみの山本です。
令和５年になり、
もう一ヶ月が過ぎようとしております。
大変な大雪で毎日の生活に色々な支障が起きて
いますので気をつけてお過ごしくださいね。
私達も１月８日（日）二十歳のつどいのお手伝いを
させて頂き、沢山のお嬢様達のお振袖の着付けをさせて
いただきました。みなさんとても可愛らしく、
そして大人らしい素敵な姿に見とれてしまいました。
会場で久しぶりに出逢う友達と楽しくお話も弾んで
とても楽しそうでした。お振袖に袖を通すと
洋服とは違った感覚で、華やかになり気持ちも変わって
より一層楽しかったことと思います。
今回はそんな気持ちをも変えてくれる
着物の魅力について
私なりに少し書かせていただきます。
着物は、今は「フォーマルな時に着るもの」
というイメージがあるかと思いますが
昔から誰もが日常的に着ていたもので
時代によって形や着方など変化しておりますが
男性・女性、年齢に関係なく着ていて
基本的な部分は変わっておりません。
日常着は自由な着方で、フォーマルな場でなければ
自分流に着て楽しむことが出来ます。
それは今の現代も同じことです。
中には「着物警察」などと言われる、着方など
指摘される方がいらっしゃるようですが
TPOさえ守っていれば自由に楽しんで着て
いただいて良いと思います。
着物は帯締めや半襟など、帯
素材感などでコーディネートを何通りも
楽しめるものですが、
「帽子」や「ブーツ」など洋物と合わせることで
コーディネートの幅が更に広がり
気軽に着物を楽しんでいただけるかと思います。
また、着物には着物の知識が必要になってきます。
お洋服にも素材だったり、形の名称など
勉強すればするほどたくさん学ぶことがありますが
着物も同じ様に、素材・産地・用途・組み合わせ
着物の名称・仕立て方・着付けの仕方など
沢山の知識を学ぶことが出来ます。
そんな知識を身につけることで、
和の文化について、日本の文化、地域など
様々なことを自然と学ぶことが出来
自分の見識を広げることが出来ます。
知識が身につくと知らない間に内面を磨くこととなり
さらに自分で着られるようになると自信が付きます。
こちらの記事も読まれています。 ▶きものの半衿の種類・季節などについて ▶着物の種類について 礼装・準礼装・普段着とは
一つの着物・帯は、私達が着るまでに
気が遠くなるほどの時間と、
沢山の人の手によって作られます。
蚕を育て、糸を紡ぐことから始まり
生地を織り上げ、柄を付けるために
下絵を書き、色を染め分け
また刺繍や金彩加工を施し
一反の着物に出来上がります。
それを更に縫い上げて
自分の寸法（サイズ）に仕立てて
ようやく自分の手元へとやってきます。
沢山の職人さんの技術があってこそ
形になる着物は、日本の伝統文化を守り
次へと繋げられる日本人の文化であり
誇りだと思います。着物は仕立てて
誰かが着て、人に見ていただくことで
初めて完成します。
また、着物を着ていると周囲の人からも丁寧な対応を
していただけたり、自分自身がお出かけをしたくなったり
心が豊かになり、楽しい人生を送れるのではと
私は思っております。
さらに余談ですが着物には洋服と違って
体型をカバーできるという素晴らしい機能もございます。
着方ひとつでご身長の差や体型をカバーできるので
母娘や姉妹、いとこなどで着られるのも嬉しいですね。
また、冒頭でもお話しましたが
着物は基本的な部分は変わっていないので
おばあちゃんの着物をお孫さんなどが
着ていただくことも出来ます。
振袖なども今では
「ママ振り」「おばあちゃん振り」など何代にも
わたって着ていただいている方も増えてきており
コーディネートひとつでアレンジ自由な着物ならば
時代を超えて家族の思い出も一緒に
引き継いでいくことも可能です。
日本の伝統が沢山詰まった「着物」をぜひ
ご自身で着られるようになって
伝統文化とともに後世へ伝えていきましょうね。
きもののほそみでは皆さまに
着物の良さを味わっていただけるように
スタッフ一同お手伝いをさせていただきます。
ぜひ、着付け教室を一緒に習ってみませんか？？
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お気軽にお問い合わせくださいませ。
着付け教室では長襦袢の着方、補正の仕方なども
させていただいております。
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